gene par YUKIO MISHIBA


gene par YUKIO MISHIBA
(ジェネパー ユキオミシバ)


テキスタイルデザイナーとして活躍していたYUKIO MISHIBAが手掛ける「gene par YUKIO MISHIBA」。
2008年秋冬シーズンからイタリア・パリ・ニューヨークの展示会で発表され、その独創的な素材使いやディテールデザインで一躍注目を集める。
繊細かつ無骨、優雅であり粗野。そんな相反する要素をミックスしたスタイルが「gene par YUKIO MISHIBA」の魅力。

「gene」― 遺伝子というワードをブランドネームに持つのには理由がある。
「遺伝子」とは生物の持つ塩基物の複雑な配列による情報伝達データであり、受け継がれる核となるものである。

ここに一つの洋服があり、それを構成するのは糸・素材、そしてデザイナーの感性でありインスピレーションである。
洋服は洋服であるけれども、それはすでに単なる有機物ではなく、様々な遺伝子から情報伝達を受け、完成する作品である。
"gene par YUKIO MISHIBA"とは"gene by YUKIO MISHIBA"。素材がデザイナーの手によって新たな情報を得て、以前とは違う風合いやニュアンスを視覚化していく。その工程に再現や規制はない。
あるときは草木であり泥でありラバーであり墨であり、粗野であり優雅であり、無骨であり繊細であり、音や光、性別を超えた太極であり、思考は伝達され形となり、それはすべての可能性を秘める。
そして 可能性は選び手、着る人の新たな遺伝子情報を得て広がっていく。そこには国境も人種も年齢もない。自由な感性と創造性は、手にした瞬間から委ねられ、また新しい「gene」が発信される。

全154商品中 / 1-12商品